平成30年 第4回定例会(12月) 平成30年第4回
土佐市議会定例会会議録(第1号) 平成30年12月4日第4回
土佐市議会定例会が
土佐市議会議場に招集された。1
出席議員は次のとおりである。 1番 野村 昌枝 2番 山脇 義英 3番 大森 陽子 4番 村上 信夫 5番 池 宗二郎 6番 田原 計男 7番 黒木 茂 8番 浜田 太蔵 9番 戸田 宗崇10番 中田 勝利 11番 森田 邦明 12番 糸矢 幸吉13番 江渕 土佐生 14番 田村 隆彦 15番 久保 直和16番 三本 富士夫2
欠席議員は次のとおりである。 な し3
地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者は次のとおりである。市 長 板原 啓文 副 市 長 田中 和徳教 育 長 中内 一臣総 務 課 長 高松 大介 改 革
推進課長 西原 正人防 災
対策課長 山本 文昭 税 務 課 長 合田 尚洋市 民 課 長 井上 洋孝 戸 波
総合市民 中平 雅仁 セ ン
ター所長USAくろしお 高橋 智恵子 建 設 課 長 片山 淳哉セ ン
ター所長建設課波介川・ 伊藤 幸裕 用 地 課 長 矢野 康孝水 資 源 対 策担 当 参 事都 市
環境課長 松岡 章彦 福 祉
事務所長 岡林 輝北 原 クリーン 横田 琢也
健康づくり課長 森本 悦郎セ ン
ター所長長 寿
政策課長 岡本 久
農林業振興課長 石元
一成未来づくり課長 有藤 芳生 会 計 管 理 者 山崎 敦生 涯
学習課長 中平 勝也 少 年 育 成 井上 卓哉 セ ン
ター所長 兼
男女共同参画 セ ン
ター所長学 校
教育課長 国見 佳延 幼 保
支援課長 田中 祐児学 校 給 食 関 祐介
水道局業務課長 高橋 修一セ ン
ター所長消 防 長 岡林
均病院事業管理者 西村 武史
病院局事務長兼 横川 克也 総 務 課 長4 本会の書記は次のとおりである。議 会
事務局長 國澤 和吉
議会事務局次長 小松 和加5
議事日程平成30年12月4日(火曜日)午前10時開議 第1
会議録署名議員の指名 第2
会期決定の件 第3 議案第1号から第16号まで (
提案理由説明) 第4 平成29年請願第1号
福浜地区に
津波避難タワー設置に関する請願について 開会 午前10時 0分
○議長(
戸田宗崇君) ただいまより、平成30年第4回
土佐市議会定例会を開会いたします。 現在の
出席議員数16名、よって会議は成立いたしました。 直ちに、本日の会議を開きます。 この際、日程に先立ちまして、諸報告をいたします。 諸報告は、お手元に配付の報告書のとおりであります。 これより、日程に入ります。 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第81条の規定により、12番
糸矢幸吉君、13番
江渕土佐生君を指名いたします。 よろしくお願いいたします。 日程第2、
会期決定の件を議題といたします。 本件に関しては、昨日、
議会運営委員会を開いていただき、御協議願いましたので、
議会運営委員長の報告を求めます。
議会運営委員長。
◎
議会運営委員長(
浜田太蔵君) 昨日、
議会運営委員会を開き、
今期定例会の会期並びに運営につきまして、次のとおり決定しましたので、報告いたします。 会期につきましては、本日から18日までの15日間とし、
議案審議は、各
常任委員会に付託して審査することといたしました。 会期中の
総括日程について説明しますと、本日、全議案を上程し、市長の
提案理由の説明を受け、その
あと平成29年請願第1号
福浜地区に
津波避難タワー設置に関する請願についての報告を受け、質疑を行い、散会といたします。 明5日から9日までの5日間を休会とし、10日に本会議を再開いたしまして、当日から12日までの3日間を議案に対する質疑並びに
一般質問とし、それが終結し次第、各
常任委員会へ議案を付託して、
委員会審査に入っていただきます。
委員会審査は、14日までに終わっていただき、15日から17日までを休会とし、18日の本会議において、
委員長報告、質疑、討論、採決、請願、陳情、
意見書案等全ての処理を行い、閉会といたします。 なお、議案に対する質疑並びに
一般質問の通告は、本日、市長の
提案理由説明終了から、6日の午後5時までと決定いたしました。 なお、
請願報告の質疑については、おおむね3回をめどにお願いをいたしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 以上です。
○議長(
戸田宗崇君)
議会運営委員長の報告が終わりました。 お諮りいたします。 ただいま、
議会運営委員長から報告のありましたとおり、
今期定例会の会期は、本日から12月18日までの15日間といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、
今期定例会の会期は、本日から12月18日までの15日間と決定いたしました。 なお、今会期中の
総括日程は、お手元に御通知のとおりであります。 議案に対する質疑並びに
一般質問の通告は、ただいまの
委員長報告のとおり、本日、市長の
提案理由説明終了から、6日午後5時までであります。 よろしくお願いいたします。 市長から議案が提出されましたので、局長に朗読させます。
議会事務局長。
◎
議会事務局長(
國澤和吉君) 朗読いたします。┌───────────────────────────────────────┐│ 30土総務第1850
号││ 平成30年12月4日 ││
土佐市議会議長 ││ 戸田 宗崇 様 ││
土佐市長 板原 啓文
││ 議案の送付について
││ 平成30年第4回
土佐市議会定例会に提案する議案を別紙のとおり送付しますので付││議してください。
││ 目 次
││ 議 案
││ 第 1 号 土佐市職員の
配偶者同行休業に関する条例の制定について
││ 第 2 号 土佐市
人権尊重の
まちづくり条例の制定について
││ 第 3 号 土佐市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について
││ 第 4 号 土佐市税条例の一部改正について
││ 第 5 号 土佐市
病院局職員定数条例の一部改正について
││ 第 6 号
高幡広域市町村圏事務組合と土佐市の市税等の
滞納整理に関する事務の
││ 委託に関する規約の変更について
││ 第 7 号 財産の取得について
││ 第 8 号
指定管理者の指定について
││ 第 9 号
指定管理者の指定について
││ 第10号 平成30年度土佐市
一般会計補正予算(第3回)
││ 第11号 平成30年度土佐市
住宅新築資金等特別会計補正予算(第1回)
││ 第12号 平成30年度土佐市
学校給食特別会計補正予算(第2回)
││ 第13号 平成30年度土佐市
土地取得特別会計補正予算(第1回)
││ 第14号 平成30年度土佐市
介護保険特別会計補正予算(第3回)
││ 第15号 平成30年度土佐市
水道事業会計補正予算(第1回)
││ 第16号 平成30年度土佐市
病院事業会計補正予算(第1回) │└───────────────────────────────────────┘ 以上です。
○議長(
戸田宗崇君) 局長の朗読が終わりました。 市長の
提案理由の
説明要旨を配付いたします間、休憩いたします。 休憩 午前10時 6分 正場 午前10時 8分
○議長(
戸田宗崇君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第3、議案第1号から第16号まで、以上16件を
一括議題といたします。 ただいま、議題となりました議案について、
提案理由の説明を求めます。
板原市長。
◎市長(
板原啓文君) おはようございます。 本日、ここに平成30年第4回
土佐市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様方には御多用の中御参集をいただき、開会の運びとなりましたことを厚くお礼申し上げます。 はじめに、全国豊かな
海づくり大会につきまして、報告申し上げます。
議員各位におかれましては、去る10月28日に開催された「明治150年記念 第38回全国豊かな
海づくり大会~高知家大会~」に御出席、御協力いただき、誠にありがとうございました。
海上歓迎・
放流行事の会場となった宇佐しお
かぜ公園では、爽やかな秋晴れの中、多くの方々に御参加いただき、
高岡中学校科学実験部、その他団体による
活動発表や
天皇皇后両陛下御臨席のもと、県内の各漁船等による
海上歓迎行事並びにイサキ、イシダイの
放流行事が執り行われ、高岡第一小学校の合唱部を中心とした児童による本大会に合わせて作詞作曲された『そらとうみ』の合唱もあり、盛会のうちに無事終えることができました。 また、
天皇皇后両陛下の当会場までの奉送迎に関しましても、多くの市民の皆様のお出迎え、お見送りをいただき、大きな混乱もなく、無事に土佐市を御出発されました。
水産資源の保護・管理や
環境保全の大切さ、つくり育てる漁業の推進を通じて、漁業の振興と発展を図ることを目的にした本大会は、水産業を中心に発展してきた当市においても、非常に有意義であったと考えております。 今後におきましても、
大会テーマである「森・川・海」の大切さを広く発信する取組を続けるとともに、本大会を契機とした水産業の振興や
環境保全に努めてまいりますので、
議員各位におかれましても、引き続きの御協力を賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、
防災行政無線の
デジタル化につきまして、報告申し上げます。
防災行政無線は、地域における
防災情報の発信などを目的とし、併せて、平常時には
一般行政事務に活用できる設備として全国の自治体で整備されております。土佐市では、平成15年度から
市内全域に114カ所の
屋外拡声子局を設置し、整備を進めてまいりましたが、放送内容が聞き取れないなど市民の皆様からの声も多くあり、新たな
防災行政無線の構築が課題となっております。 こうした状況の中、国は、不必要な電波を低減させることにより、
電波利用環境の
維持向上を図るため、平成34年12月から
防災行政無線の電波を
アナログ方式から
デジタル方式に移行することとしております。そのため、市では
防災行政無線の
デジタル化に向けた
庁内検討会を立ち上げ、
協議検討を行っているところであり、移行時期は平成33年度中を予定しております。 現在は、
デジタル化に向けた
実施設計を行っており、
電波調査や
屋外スピーカーの
音達調査など難聴地域を解消するための調査を実施しております。 今後におきましては、
屋外スピーカーの
高性能化や
個別受信機の導入、携帯電話のアプリを活用した新たなシステムによる
防災情報の提供など様々な
調査研究を行い、住民の皆様方に対して多くの情報網を活用した
防災情報の発信ができるよう協議を進めてまいりますので、
議員各位におかれましては、御理解、御協力賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、
複合文化施設整備に係る
進捗状況につきまして、報告申し上げます。
複合文化施設建設工事につきましては、来年9月末を
完成予定として施設の建設を進めており、現在は
地下部分の
基礎躯体を形成する作業を行っております。 現在の
予定工程では、来年1月下旬から鉄骨の
建方工事が始まり、徐々にその姿が
地上部分に現れてくることとなっております。 鉄骨の建方は4月上旬まで続き、その後、内外装の仕上げなどを行う予定となっており、現在のところ、
工事工程は、当初の
予定どおりの進捗となっておりますことを報告させていただきます。 なお、
建設工事完成後は、図書書架や
舞台関係備品などの納入や図書館の移転、
開館準備作業などがございますので、現在のところ、全ての機能が整い、皆様に使用していただけるまでには、
建設工事の完成から半年ほどはかかると見込んでおりますが、ホールや貸室などは可能な限り早期に使用できるよう努めてまいりたいと考えておりますので、御支援賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、新
庁舎建設事業の
進捗状況につきまして、報告申し上げます。 新庁舎の整備につきましては、11月9日の
議員協議会において説明させていただきましたように、来年度からの建設に向けまして、庁舎の
配置計画等基本設計の作成に取組んでおりましたが、11月16日に完了し、今後は
実施設計に取組んでいくこととしております。 また、
建設用地取得につきましては、10月5日に
土地収用法による事業の認定を受け、11月2日に税務署との
事前協議を終えました。今後は契約に向けて5名の地権者と
用地交渉を行ってまいりますので、
議員各位におかれましては、御支援、御協力賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、
市民病院玄関前キャノピー(雨よけ庇)工事の
進捗状況につきまして報告申し上げます。 本工事は、去る9月25日に
指名競争入札を行った結果、株式会社 岸之
上工務店が3,866万4,000円で落札し、10月1日に契約を締結いたしました。10月下旬から安全な通行を確保するための仮囲いを行い、現在は
基礎工事を経て、支柱及び梁の
鉄骨建方工事もおおむね完了し、順調に進捗した場合、来年2月末には完成する見込みとなっております。 これまでは、福祉車両や高齢者の方が玄関前で乗り降りする際、雨に濡れるなど御不便をおかけしておりましたが、本工事により通院する皆様の
利便性向上はもとより、
災害拠点病院として、有事には傷病者の一時集合場所やトリアージエリアとしての機能も考慮しております。
工事期間中は、市民の皆様に大変御迷惑をおかけしますが、安全に配慮しながら工事を進めてまいりますので、御理解、御協力のほどお願い申し上げます。 続きまして、土佐市
総合教育会議につきまして、報告申し上げます。
総合教育会議では、教育に関する
重点施策等について、
教育委員会の皆様と協議を行っております。11月26日に開催いたしました本会議におきましては、
教育行政等の現状と課題、その
課題改善のための取組のほか、保育園・
小中学校の統廃合について意見
交換を行っております。 この統廃合につきましては、来年度は三つの小学校において複式学級が始まること、5年後までの市内全体の園児数及び
児童生徒数が
減少傾向にあること、また、統廃合を実施する場合は協議が整うまでに相当の時間を要することなどを考慮すると、早急に統廃合に向けた準備・検討を行っていく必要があるとの御意見をいただきました。 今後におきましては、
教育委員会において、
アンケート調査の実施や将来の保育園・
小中学校の在り方などについて協議、検討を行う
委員会等の立ち上げも視野に、
教育環境の充実に向け、引き続き統廃合についての協議を進めていくことを確認しております。 続きまして、
小中学校普通教室への
エアコン設置につきまして、報告申し上げます。 後程
補正予算案でも説明いたしますが、本市におきましても、国の
補正予算を活用し、来年度中の
普通教室全室への
エアコン設置に向け、準備に取りかかっております。議員の皆様には、大変御心配をおかけしておりますが、御理解のほどよろしくお願い申し上げます。 続きまして、平成30年度
歯科保健功労者表彰につきまして、報告申し上げます。 土佐市では、平成3年度から1歳6か月児健診時に保護者の成人歯科健診を始め、子供の
むし歯予防、成人の
歯周病予防、高齢期の
歯科医療対策等の
歯科保健事業を体系的に実施いたしております。また、定期的に地域の
歯科医師と
歯科保健検討会を開催し、御指導、御協力をいただける体制を築くとともに情報
交換を行うなど、
歯科保健の推進に取組んでおります。 このたび、平成30年度高知県いい歯の表彰式におきまして、地域における
歯科保健向上のため著しい功績があった団体として、土佐市が
歯科保健功労者表彰を受賞いたしました。これは今まで取組んできた実績が評価されたものでございます。今後におきましても、
歯科保健事業への取組を継続し、公衆衛生の
普及向上のため事業を推進してまいりますので、御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、平成31年度の
予算編成方針につきまして、若干の説明を申し上げます。 国の
経済状況につきましては、内閣府の平成30年11月の
月例経済報告によりますと、雇用・
所得環境の改善が続く中で、
各種政策の効果もあって、緩やかな回復が続くことが期待されているが、通商問題の動向が
世界経済に与える影響や、
海外経済の不確実性、
金融資本市場の変動の影響等に留意する必要がある、とされております。 また、政府は「
経済財政運営と改革の
基本方針2018」で示された、新経済・
財政再生計画の枠組みの下、引き続き手を緩めることなく本格的な
歳出改革に取組み、
歳出全般にわたり、これまでの
歳出改革の取組を強化し、施策の優先順位を洗い直し、無駄を徹底して排除しつつ、予算の中身を大胆に重点化することを基本的な方針としています。 このような状況の下で、本市においては、平成31年度は、
行政振興計画後期基本計画の
最終年度、
人口減少・
少子高齢化に歯止めをかける取組として策定した、土佐市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略の
最終年度であり、計画に掲げた施策の着実な進捗を図るとともに、持続可能な事業の構築に努める必要があります。 特に、この数年間は、
複合文化施設整備事業など
大型施設整備事業が予定され、これまで以上に厳しい
財政運営が続くことが懸念される中、限られた財源を有効に活用するため、
予算編成に当たっては
予算要求枠を設定し、
編成作業を行うこととしております。また、昨年度から進めている
行財政改革の検討を早期に取りまとめの上実行に移し、限られた財源の配分に腐心しつつ
財政運営を行っていく必要があります。 このように、財政的な懸念はありますが、引き続き、命の安全・
あんしん、暮らしの
あんしん、将来の
あんしん、この三つの実現を
基本理念として、土佐市の魅力と活力を高め、人を呼び込む住みたいまちを目指し、特に現在着手している施設等の整備、まち・ひと・し
ごと創生事業などに重点的に取組んでまいります。 それでは、提出いたしております議案等につきまして説明申し上げます。 本定例会に提出しておりますのは、条例案5件、行政案4件、予算案7件の合計16件となっております。 議案第1号「土佐市職員の
配偶者同行休業に関する条例の制定について」は、
地方公務員法の規定に基づき、公務において活躍することが期待される有為な職員の継続的な勤務を促進するため、外国で勤務等をする配偶者と生活を共にすることを可能とする
休業制度に関し、必要な事項を定めるものであります。 議案第2号「土佐市
人権尊重の
まちづくり条例の制定について」は、市及び市民が人権問題を認識し、互いの役割を理解し合い協働することにより、全ての人の人権が尊重される
まちづくりの実現を図ることを目的として制定するものであります。 市では、これまでも同和問題、子ども、高齢者、障害者、女性の人権など、あらゆる差別の解消に向けて人権に関する教育、啓発の取組を国、県及び
関係団体と連携しながら行っておりますが、現実には、同和問題をはじめ、子ども、高齢者、障害者、女性などに対する
人権侵害の問題は依然として存在し、更には、
性的少数者に対する偏見やインターネットを悪用した誹謗中傷など新たな人権問題も加わるなど、私達を取り巻く環境は、生活様式や価値観の多様化などにより、変化し続けている状況にあります。 このような中、平成28年には、障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律、
本邦外出身者に対する不当な言動の解消に向けた取組の推進に関する法律、部落差別の解消の推進に関する法律と3件の人権に関する法律が施行され、個別の
人権課題を解消するための法律が整備されております。
条例制定後におきましては、
日本国憲法やこれらの差別の解消を目的とした法令の理念にのっとり、
人権尊重の
まちづくりをより一層推進していくこととしております。 議案第3号「土佐市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について」は、本年11月6日に閣議決定されました、
人事院勧告に基づく
国家公務員の、一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律を基礎として、給料表及び
勤勉手当率の改正を行うものであります。 給料表の改正につきましては、
国家公務員行政職(一)と同じ給料表に置き換えるものであり、
国家公務員の給与改正に併せて4月に遡って適用することとしております。また、
勤勉手当率の改正につきましても、
国家公務員の
勤勉手当にあわせて、12月期0.05月分を増率する改正を行い、遡って適用することとしております。また、来年度から
期末手当率及び
勤勉手当率を6月期、12月期ともに同率とし、
期末手当率は1.3月分、
勤勉手当率を0.925月分とすることとしております。 議案第4号「土佐市税条例の一部改正について」は、
地方税法の規定に基づき、
軽自動車税の納期限を「4月30日」から「5月31日」に、
固定資産税第1期の納期限を「5月31日」から「4月30日」に変更するため、本条例の一部を改正するものであります。 本市における
軽自動車税の納期限については、
地方税法第445条第2項の規定に基づき、これまで「4月30日」といたしておりましたが、
当該納期限に基づく
納税通知書の
発送事務において、毎年度末から年度始めにかけて集中する
住所異動、
口座異動及び
軽自動車税の
異動情報並びに当初賦課に係る
減免申請処理を
当該通知書に反映することができないこと、さらに
通知書到着から納期限までの期間が短い等の課題があったことから、これらを解決するべく、同項ただし書の規定に基づき、納期限の変更を行うものであります。また、
固定資産税の第1期納期限につきましては、
地方税法第362条第1項ただし書の規定に基づき、これまで「5月31日」としておりましたが、
軽自動車税の納期変更に伴い、市税及び県税の納期限が5月に集中することを考慮し、市民の皆様の負担の軽減を図るため、同項の規定に基づき、納期限の変更を行うものであります。 なお、施行日につきましては、平成32年4月1日からといたしております。 議案第5号「土佐市
病院局職員定数条例の一部改正について」は、入院医療体制の変化及び医師の増員に伴う医療供給量と医療オーダーの増大に対応するため、現行の定数であります医師職員26人、その他の職員188人、合計214人のうち、その他の職員を7人増員し、195人に改正するものであります。 これまで、地域包括ケア病床54床の運用をはじめとした、在宅復帰に必要なリハビリテーション提供機能の充実のため、段階的に技師数を増員してまいりましたが、それでもまだ医療需要に対応する技師数は不足しており、十分な医療サービスを供給できていない状況にあります。これらを解消するため、理学療法士1名、作業療法士2名、言語聴覚士1名の合計4名のリハビリ技師の増員が必要と考えており、また、眼科におきましても、小児を対象とした弱視検査の強化による患者の増大に対応するため、検査に要する視能訓練士の増員が必要と考えております。さらに、医療安全体制確保のための専従看護師、入退院調整強化のための看護師を加えた合計7名の増員は、直ちに必要な人員として考えております。 医師の増員に伴い、患者数の増加・病床稼働率の向上と共に収益も伸びております。この成長と好循環の勢いを持続させるために、必要不可欠な定数改定と考えておりますので、御審議のほどお願い申し上げます。 議案第6号「
高幡広域市町村圏事務組合と土佐市の市税等の
滞納整理に関する事務の委託に関する規約の変更について」は、既に
高幡広域市町村圏事務組合に徴収委託をしております市税のほか、来年度から市税以外の公債権の徴収委託を行うことに伴いまして、当該事務組合と規約の変更について協議するため、
地方自治法第252条の14第3項において準用する同法第252条の2の2第3項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 議案第7号「財産の取得について」は、現在施設建設中の土佐市複合文化施設ホール内で使用する所作台や平台、金屏風等各公演種目の実施に必要な舞台大道具を備品として購入するものであります。 本事業の発注につきましては、土佐市
指名競争入札実施要綱の規定に基づき、去る11月8日に入札を実施いたしました。 その結果、株式会社 サンケン・エンジニアリング 大阪支店が3,121万2,000円で落札しましたので、11月14日に仮契約を締結いたしました。 このため、同社と本契約を締結することについては、
地方自治法第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき、議会の議決に付さなければならない契約である予定価格2,000万円以上の動産の買入れに該当することから、議会の議決を求めるものであります。 なお、納入期限は平成31年11月29日までといたしております。 議案第8号及び第9号「
指定管理者の指定について」は、土佐市公の施設に係る
指定管理者の指定につきまして、
地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。 それでは、施設及び
指定管理者として指定する団体について順次説明申し上げます。 議案第8号の土佐市立波介コミュニティセンターにつきましては、波介地区部落長協議会が11年間にわたり
指定管理者として管理運営を行っておりましたが、人員配置が整わないとの理由から平成29年度からは市が直営で管理を行っております。今回、
指定管理者候補者を選定するに当たりましては、担当所管及び土佐市
指定管理者制度検討委員会において、当該団体からの申請に基づく事業計画書等を審議した結果、当該団体が土佐市公の施設に係る
指定管理者の指定の手続等に関する条例における選定基準を十分満たす団体であること、また施設管理を行うための人員配置が整ったことが確認されたことから、安定した施設の運営が可能であると判断し、当該団体を
指定管理者として指定いたしたく、提案するものであります。 なお、指定の期間につきましては、平成31年1月4日から平成33年3月31日までといたしております。 議案第9号の土佐市高齢者総合福祉センターにつきましては、社会福祉法人土佐市社会福祉事業団を
指定管理者として、平成23年4月1日から管理運営を行っておりますが、平成31年3月末日で指定の期間が満了することに伴い、改めて
指定管理者を指定すべくその候補者を選定いたしました。 提案された事業計画書等を基に担当所管及び庁内の
指定管理者制度検討委員会において検討した結果、管理運営を計画的かつ安定して行うには社会福祉法人土佐市社会福祉事業団が適当であると判断し、当該事業団を
指定管理者の候補者として決定いたしました。 なお、指定の期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間としております。 議案第10号から議案第16号までは、平成30年度の一般会計、特別会計、事業会計の各
補正予算であります。 今回の補正は、
人事院勧告に基づく給与と賞与の変更及び職員の新陳代謝等による人件費の調整を行っております。また、物件費などの実績見込みによる整理を行うとともに、行政執行上早期に予算化が必要となった経費を補正いたしております。 それでは、議案第10号「平成30年度土佐市
一般会計補正予算(第3回)」から、順次補正の主な内容を説明申し上げます。 議会費におきましては、議員人件費、職員人件費を補正いたしております。 総務費におきましては、職員人件費のほか、総務管理費の人事管理費で勧奨退職者等の退職手当を、財産管理費で公用車車庫・倉庫建築事業に係る追加経費を、情報管理費で文書管理システムの新元号対応に係る経費等を、福祉金庫事業費で来年度の新入学児童に配布する交通安全帽子に係る経費を、人権啓発総務費で高岡市民館の電気料等の実績見込みによる追加経費を、地域防災対策費で高台移転整備事業に係る追加経費等を、施設管理費でUSAくろしおセンターの電気料等の実績見込みによる追加経費を補正いたしております。 民生費におきましては、職員人件費のほか、社会福祉費で自立支援給付費等の追加経費と介護保険特別会計への繰出金を、児童福祉費で戸波児童センターの電気料等の実績見込みによる追加経費を補正いたしております。 衛生費におきましては、職員人件費のほか、保健衛生費で保健福祉センターの電気料等の実績見込みによる追加経費を、清掃費で北原クリーンセンターの電気料等の実績見込みによる追加経費等を補正いたしております。 労働費におきましては、職員人件費を補正いたしております。 農林水産業費におきましては、職員人件費のほか、農業費で経営所得安定対策推進事業に係る追加経費と福島排水機場ストックマネジメント事業の国の事業採択による負担金の追加を、林業費で山林協会負担金の追加を補正いたしております。 商工費におきましては、職員人件費を補正いたしております。 土木費におきましては、職員人件費のほか、土木管理費で谷地地区の急傾斜地崩壊対策事業の追加工事に伴う負担金の追加を、河川費で維持管理工事の追加経費と甫渕防災道路整備事業の家屋事後調査結果に伴う補償金を、住宅費で宇佐中1号団地屋上防水工事に係る追加経費等を補正いたしております。 消防費におきましては、職員人件費のほか、コミュニティ助成事業不採択による事業費の減額をいたしております。 教育費におきましては、職員人件費のほか、教育総務費で施設型給付費の追加経費を、小学校費及び中学校費で教室への空調設備整備に係る経費等を、社会教育費で波介コミュニティセンターの指定管理料と
男女共同参画センターの電気料の実績見込みによる追加経費等を、保健体育費で学校給食特別会計への繰出金を補正いたしております。 災害復旧費におきましては、職員人件費を補正いたしております。 これらの歳出を賄う財源といたしましては、地方交付税、国庫支出金、県支出金、特定目的基金繰入金、諸収入及び市債をそれぞれ計上し、行政振興基金で調整いたしております。 以上の結果、既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ4億9,021万6,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額を185億7,401万7,000円とするものであります。 議案第11号「平成30年度土佐市
住宅新築資金等特別会計補正予算(第1回)」は、歳出におきましては職員人件費を補正し、歳入におきましては繰越金と一般会計繰入金で調整いたしております。 議案第12号「平成30年度土佐市
学校給食特別会計補正予算(第2回)」は、歳出におきましては職員人件費のほか、電気料等の実績見込みによる追加経費を補正し、歳入におきましては一般会計繰入金で調整いたしております。 議案第13号「平成30年度土佐市
土地取得特別会計補正予算(第1回)」は、歳出におきましては職員人件費のほか、事業実績見込みによる整理を行い、歳入におきましては土地開発基金繰入金と市債を減額いたしております。 議案第14号「平成30年度土佐市
介護保険特別会計補正予算(第3回)」は、歳出におきましては、職員人件費のほか、実績見込みによる保険給付費と地域支援事業費の追加や介護保険料還付金等を補正し、歳入におきましては、国庫支出金、支払基金交付金、県支出金を補正し、一般会計繰入金と行政振興基金繰入金で調整いたしております。 議案第15号「平成30年度土佐市
水道事業会計補正予算(第1回)」は、水道事業費用におきましては職員人件費のほか、原水及び浄水費で水源地及び配水池電気料の実績見込みによる追加経費を、配水及び給水費で水道資機材の経費を、総係費で郵便料の実績見込みによる追加経費を補正いたしております。 資本的支出におきましては、職員人件費のほか、営業設備費で量水器購入の経費を補正いたしております。 議案第16号「平成30年度土佐市
病院事業会計補正予算(第1回)」は、収益的収入におきまして、医師の増員等に伴う外来収益の実績から増収が見込まれるため、医業収益の増額補正をするものであります。 収益的支出におきましては、給与費について、
人事院勧告に伴う調整及び実績予測の結果、予算不足が生じる見込みとなったため、不足費目について増額補正をするものであります。 内容といたしましては、医師賃金、法定福利費など年度途中に応援医師が増員となったことが主な要因となっております。また、経費について、MRI装置のレンタルに係る費用等を増額補正しております。 以上が、議案に関しましての説明でありますが、詳細につきましては、審議の過程で説明申し上げたいと存じますので、御審議の上、適切な御決定を賜りますようお願い申し上げます。 平成30年12月4日
土佐市長 板原 啓文。 以上です。
○議長(
戸田宗崇君) 以上で、
提案理由の説明は終わりました。 続きまして、日程第4、平成29年請願第1号
福浜地区に
津波避難タワー設置に関する請願についてを議題といたします。 市長の報告書を配付いたします間休憩といたします。 休憩 午前10時44分 正場 午前10時45分
○議長(
戸田宗崇君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ただいま議題となりました、平成29年請願第1号
福浜地区に
津波避難タワー設置に関する請願についての報告を求めます。
板原市長。
◎市長(
板原啓文君) それでは、「
福浜地区に
津波避難タワー設置に関する請願」につきまして、報告申し上げます。 9月議会で報告しましたとおり、議会で採択された請願を受けまして、庁内の関係所管で構成する南海地震対策検討プロジェクトチーム会議において検討を重ねてまいりました。 その結果、今回請願が出ている
福浜地区に限らず、沿岸区域である宇佐地区、新居地区において、高齢化が進んでいることで、自分の力だけでは津波避難場所まで時間内に到達できない避難困難者が存在することを確認し、一人でも多くの避難困難者の命を救うために、これまで市で整備完了している津波避難場所を補完するハード対策が必要であることを確認しております。 一方、それらのハード対策を最大限生かすことのできる自主防災組織、自治会、消防団、学校、家庭が一体となった体制づくりによる自助・共助力の一層の向上を図るソフト対策も必要であると確認しております。 また、市では、想定外の津波が発生した場合を考慮し、これまで高台に46カ所の津波避難場所を整備しておりますが、今後におきましては、地域の皆様が、これら46カ所の津波避難場所に安全かつ確実に避難行動ができるよう地区計画による避難路の整備を行うとともに避難場所における生活環境を確保するため、資機材等を整備し、滞在環境の向上に取組んでいかなければならないと考えております。 このような検討を重ねる中で、ハード対策につきましては、避難タワー・シェルター・救命艇のメリット、デメリットの比較検討を行っております。 まず、シェルターの場合は、宇佐地区には最大浸水1メートルの長期津波浸水エリアが存在するため、津波襲来後のがれきが散乱する海面下から避難者を救助することは極めて困難であると考えられます。 次に、避難タワーの場合ですが、今回ハード対策の対象としているのは、市で整備完了している津波避難場所に15分以内で避難することが困難な、避難行動要支援者、高齢者、障害者の方であり、そういった方々が避難タワーを10メートル以上垂直避難することは身体的、時間的に非常に困難であり、命の安全を確保する観点で、弱点であると考えられます。 このことから、シェルター、避難タワーでは、いずれも避難された方の命を確実に救うことができないと判断いたしました。それに対し、救命艇は、これら二つのデメリットに対応ができ、比較検討を行ったハード対策の中では、最も大事な命を救うための対策として、有効であると考えております。 また、その他の理由としましては、救命艇の設置には大がかりな設置工事等が必要でなく、地域への配置に時間を要しないため、明日にも起こりうる南海トラフ地震に対し、スピード感を持った対策が可能なことも大きな理由であります。 したがいまして、「
福浜地区に
津波避難タワー設置に関する請願」の検討結果といたしましては、避難タワーの設置ではなく、これまで市で整備完了している津波避難場所を補完するハード対策として、救命艇が最も有効な対策であると判断いたしました。 今後におきましては、請願をいただいた宇佐地区町内会連合会、宇佐町自主防災連絡協議会、宇佐地区の議員の皆様はもとより、地域住民の皆様にも命を救うための救命艇の有効性を御理解いただきながら、地域における避難困難者の実態調査や調査結果に基づく救命艇の設置数、配置箇所等、更にはこれと合わせ必要となるソフト面の充実など、地域の方々と協議を重ね、早急に整備ができるよう準備を進めてまいりたいと考えております。 議員の皆様におかれましては、今後の対策につきまして、御理解、御協力賜りますようお願い申し上げます。 平成30年12月4日
土佐市長 板原 啓文。
○議長(
戸田宗崇君) 以上で、市長の報告は終わりました。 これより先程の報告に対する質疑を許します。 質疑はございませんか。 村上信夫君。
◆4番議員(村上信夫君) 救命艇を配置するということですけれど、救命艇というのは、地震が起こって津波が一定落ち着いてからになるものではないでしょうかね。本来、ちょっとその救命艇というのはどういうものかという、その出す状況というのはどういうときに出すのかということ。 (「置いとくもの」と、大森陽子議員述ぶ) あ、置いとくんですか。なるほど。 (「設置して置いておく。そこへ逃げ込むがよ」と、大森陽子議員述ぶ)
○議長(
戸田宗崇君) 山本防災
対策課長。
◎防災
対策課長(山本文昭君) 村上議員さんからいただきました救命艇に関する質問に、お答えいたします。 救命艇は配置をするものであって、それに乗って救出をするためのものではございません。 (「聞こえん。分からん。もう1回言うて」と、黒木茂議員述ぶ)
◎防災
対策課長(山本文昭君) もう一度お答えいたします。 救命艇につきましては、避難場所のように設置をするものであって、それに乗って救出をするようなものではございません。いわゆる配置をするものでございます。
○議長(
戸田宗崇君) 村上信夫君。
◆4番議員(村上信夫君) それやっぱり津波には耐えられるような構造になっているわけですね。そうか。
○議長(
戸田宗崇君) ほかに質疑はございませんか。 黒木茂君。
◆7番議員(黒木茂君) まずひとつ、これ昨日のシミュレーションを、で、説明受けたけども、結局何、今まで、これまで9月議会までは3回やったと。あとこれまでにほんで何回やったが。何回かやって、この昨日検討結果を聞いたわけよね、図面で。その結果として、その結論は、今日の市長の結論は、この図面の説明はゼロなのよ。なしにして、タワーはだめだと。救命艇にすると言うた。これ図面で見たら、一応コンピューターで計算をした結果、この5カ所か、にタワーをやらなくちゃいけないと。なぜかいうたら、避難をするためには、半径300メーター、直径600メーターのところでやっちゅうわけでよね。ほんでこれを、昨日の説明はなんであったのかと。この結果を見て、これではいけないからタワーはやめますと、救命艇だけにしますと、今、市長が言うたけどやね。そうなんですか。ひとつには費用の問題もやね、費用の問題、市長がこのあいだ9月議会、僕に説明してもろうたときにはやね、費用が要るものは要る的な言い方をしよった。ところがこれあんた、これ見て、僕は昨日見てびっくりしたけどもやね、タワーを設置するならば、宇佐地域に4カ所要ると、井尻も含めて。その救命艇であるならば、分からんけんど、何か、数えてないけど。10から14個か。そういう状況で説明もしたわけよ、昨日。僕はだから、これがよね、昨日の説明のときには、まあ今日があるから言わんでもよかったけども、
福浜地区へ避難タワーを設置する請願であったわけやきね。で、こんな説明じゃ、今日の説明とかいらんやないですか、こんなもん。前もって説明する必要はひとつもない。シミュレーションはこれだからと。例えば、これはあんた、シミュレーションとってもらったら
福浜地区へ避難タワー造りなさいということになるかも分からんで。だから、いよいよ市長は、結局、結論ありき今まではね、まやかし。僕は詭弁や言うた、ほら。詭弁じゃないです。あの9月議会では言うたけどやね、詭弁やないですか、これ。詭弁というのは、僕の何で調べてみた。詭弁という言葉を。道理にあわない弁論、非を理に言いまげる弁論、こじつけの議論と書いちゃう。さらに、命題や推理に関する論理的反省に基づいて生ずる一見もっともらしい推論、ないしはその結論で、何らかの虚偽を含むと疑われるものと書いちゃう。相手を欺いたり困らせる議論が、この中に使えると。書いちゅうですよ。こういうことを市長がよ。